2011年4月3日日曜日

携帯短信 まとめ

【かまたです。 無事です。】

携帯から

いろいろといいたいことはあるが とりあえず 生きてます

元気とはいえないが

たくさんのメール コメントありがとうございます
2011年03月17日




【現状報告】

再び携帯から

一週間経った。この一週間でいろいろなものを目にしてきた。耳にしてきた。

ほとんどが目を塞ぎ 耳を閉じたくなるようなことばかりである。逆か。

おかげさまで電気は復旧したし、水と食料、燃料もなんとかなりそうなところまできた。

毎日毎日三食とも缶詰とレトルトばかりだが文句はいってられない。
口に出来ないひとたちがいるのだということは決して忘れてない。

さてこんなときに「ジュセリーノがどうした」というのも不謹慎というかアホくさいのだがいくつか問い合わせが来ているので答えておく。

蜜柑夢さんの報告だと、ジュセリーノはブラジルの日本大使館宛に2007年11月12日付けの手紙で「もしも2008年8月13日に日本で地震が起きなければ、2011年3月11日もしくは12日に仙台でM8.9の大きな地震と津波が発生する」という警告の手紙を送ったと言っているらしい。

想定の範囲内である。むしろ、飛んで火に入る夏の虫といったほうがいいだろう。

このジュセリーノの言い分が通るとなると、それはつまりジュセリーノは自分が冷酷無比な人間であるといっていることになるのだ。

ジュセリーノはおそらく忘れているのだろう。

自分が2008年の5月にこの仙台で講演を開き そのときにそんな警告などひとことも口にしていなかったということを。

2007年にすでに手紙として書いていた警告の内容をである。

誰かが悪口としてこんなことを言っているのではない。

ジュセリーノ本人がそうだと言っていることになるのだ。

さてどっちなんだろう。ジュセリーノは。

ただのなりすましのインチキ予言者なのか。

それとも予知夢を得ていながらも、現地でその警告を一切口にしなかった残酷な人間なのか。

あなたどう思います?

2011.03.19




【再び携帯から現状報告】

各方面からさまざまな形でのご援助の申し出を受けている。

ありがたいことだとは思うが 今ここで自分が個人的に受け取ってみてもしかたがないので そういう物的なものはご辞退申し上げる。

もしそれが可能だというのであれば 適切な関係各所を通じて 本当の意味での被災者たちに確実に手渡るようにしていただければわたしとしてもありがたい。

よろしくお願いします。

それ以上に被災地に暮らす人間として深刻だと捉えているのは 当地での電気不足でありガソリンなどの各種燃料不足のほうである。

できうるのであれば東日本だけでなく日本全国の皆にはムダな電気使用とガソリンの買いだめだけは避けていただきたい。お願いしたい。

ただし (これはイジワル視点になるが)カップヌードルとかパン類(小麦粉)、あるいは米というようなものはどしどし買い貯めてもらったほうが助かるのかもしれない。

というのも これらは 実は日本国内のスケールで見た場合には むしろ余剰在庫を抱えている「古いもの」にカウントされるべきもので、そっち(被災地以外の場所)で消費してもらったほうが こっち(被災地)には比較的新鮮で安くて質のよいものが送り込まれてくるという流れが出来るからである。

というか「買いだめ」というのはそういうバカバカしい行為なのだということはご理解いただきたい。

決してそっちで売り切れているからこちらに回らなくなる というような単純なものではないということだし、大体にして 大量に買い込んだ「必要でないもの」に囲まれた生活 それは果たして賢いことなのだろうか。

大量に買い込んだパンなんて少しずつ古くなる。そういうパンを毎日義務のようにたべてなにが「美味しい」のだろう。

そのことはよーくと考えて行動したほうがよいのではないだろうか。こっちからエラそうに言うことじゃないのだが。むしろこっちの立場になってみてわかったことなのでこんなことも書いてみた。


食べ物飲料水燃料的なものであれば人数分(約4名+2名)ほぼメドがついている。

詳しいことは別のブログで書くが、最初の二日間全員で水と食料の確保に奔走した結果である。

家(仕事用アパートと実家)もほとんど大きな損傷もなく、インフラさえ復旧すれば住居可能なレベルにある。

自分が実家に戻らないで皆と行動をともにしているのは あくまでもこれらのストックの効率的な利用を念頭においているからだ。

要するに、たったひとりでいて これら食料や水などのモノに囲まれていたってしょうがないだろうということ。

同じ考え方をしている人間が集まってそれぞれが行動している。


追加

仙台や被災地のあちこちで食料品をべらぼーに高い値段で売っている移動販売車が出没している。そういった連中を一掃する最適な手段は何か。そう、新鮮で安価なものを大量投下することなんである。にしてもコンビニチェーンの本部って何を考えているんだろうね。何もこんなときに24時間営業をさせることなんて考えなくてもいいじゃない。時間営業をしたがっているオーナーはなんぼでもいるし、配送可能なところの物流は回復しているというのに。




【携帯短信 まとめ】

今回の震災について腹が立ったことはいくつかある。そのひとつは マスコミの報道のありかただった。特に民放テレビ。たとえば、民放の報道は被害地の記録映像に効果音やBGMを載せている。なんでそんなことをする必要がある。被災地の映像は貴様らにとってはただの見世物なのだということなんだろうが。

フジテレビは安藤優子ら送り込んだニュースキャスターがまったくの役立たず。むしろ邪魔。自分たちはJR福田町駅近くの屋外駐車場で一台の携帯のワンセグを覗き込むようにして各チャンネルを見ていたのだが、安藤優子がアップになるたびにほぼ全員が「チッ」と舌打ちしてほかの番組に切り替える。こういう全国放送(実は関東ローカル)このような緊急を要するときには被災地にとっては邪魔者でむしろないほうが役に立っていた。必要なのは地元の人間のための地元発のローカルニュースなんだって。ふりかえって見ると一番有用な情報を提供していたのはラジオ。特にAMのふたつのラジオ局(NHKと東北放送ラジオ)だった。携帯のワンセグテレビではなくてラジオ。災害などの緊急時はテレビを切れ。これは大きな教訓として生きてゆくのだろう。そう願いたい。
2011年03月22日




【携帯短信 まとめ】

いろいろなひとからにちゃんねるで誹謗中傷しているやつがいるぞというお知らせを頂戴している。

せっかく教えていただいたのにこんなことを言って大変申し訳ない。なんていうのだろう。簡単にいうと「あっそう・・・」ぐらいの感想しかもてないのだ。

今自分が面しているいくつかの問題に比べてしまうと もうどうでもいいような些細なことでしかない。

強いていうと「いいことだよね 生きていて 安全な場所から2ちゃんねるとかで書込みが出来るってのは」ぐらいの感じか。

「安全な場所」っていうのは被災地ではないということと、もちろん「匿名可能な掲示板でだけで自己主張が出来る」という意味でだ。

悪いがこちとらそれどころではないんだ。勝手にやってくれって。

そしてそれがその人物と世間との大きな関わり(=アンガージュマン 社会参加)だというのならば、自分はそれを奪うのもよしとはしない。

逆にいえばだが、誰にもわたしのやっているジュセリーノであるとかのインチキオカルト批判はとめられはしないのだということ。
2011年03月22日




【携帯短信 まとめ】

これはメールで教えて頂いたことなのだが、アメリカの自称超能力者がたまたま来日中に大震災に遭遇しており「この大地震を予知して来日した」と騒ぎ立てているメディア(雑誌)があるという。

ホントもうこういうのはいい加減止めにしていただけませんかね。集英社の雑誌らしいが。

こういうニュースを耳にするとほんと悔しさと怒りでいっぱいになってしまう。

自分が批判を向けるのは(ジュセリーノのときもそうだったんだが)自称超能力者本人よりも、まず先に面白がってこういうネタに飛びつく日本のメディアの節操のなさのほうだ。この成長のなさというものに対してある種の絶望を感じる。

おまえらそこまでして雑誌売りたいのか。この時期に。

恥を知れ。
2011年03月24日




【携帯短信 まとめ】
みなから「今何をやっているのですか?」という質問が来ているみたいだ。
それに対する単純な答えをすると、瓦礫や土砂の除去作業。また、それぞれが身内に抱えている行方不明者の捜索といったところか。

それらを別にすれば自分が手間をを割いているのが「水を作る作業」ということになる。

水を作るといっても流石になにもないところからは水は作れない。
雨水や河川水を中水(飲用に適さない水)にするための簡単なろ過装置を作って水の有効利用を心がけている。

飲用の水以外は、調理用の水、洗顔歯磨き・手拭き用、からだ拭き用、掃除用、トイレ掃除用とランク別けして無駄のない水利用をしている。

ろ過装置自体はものすごくシンプルなもので、空になった2リットルのペットボトルの底を抜いて逆さに吊り下げるためのヒモ用の小さな穴を開ける。

それに下から 小石(砂利は向かない)→ スポンジ → 炭(細かく砕いて粉はふるい落とす)→スポンジ→ 細かな川砂 の順番で表面が平らになるように入れてゆく。スポンジが足りないときは代わりとして間にコーヒー用のペーパーフィルターを敷くこともある。
(写真が添付されてます)
そうして作ったろ過装置の上から貯めた雨水を注げば 下から出て来る水は、洗顔(洗髪)体拭き用にはなる。それどころか、さすがにそのままでは飲めないが、パーコレータを使って一度沸騰させれば調理用にも転用可能なくらいの純度(ほぼ99%)にまで出来るようになった。

4人分(時に6人に増える)となると、水の消費量ははんぱじゃない。馬鹿にならない。生産量を増やすために日々奮闘中です。

唯一有利なことは、現在自分が避難している友人の家(の別棟)のトイレが簡易水洗式なことか。まあね、トイレ掃除はトイレ掃除でこれまた大変な作業なんだけど。
2011年03月25日


追加

簡易ろ過装置の小石について質問が来た。
「何故砂利は向かないのでしょうか」、「自分が見たホムペでは砂利を使うように書いてあります」など。

砂利石だけを使うなというのは、砂利石だと下から流れる水量が多すぎて良いろ過効果が得られないからである。「砂利を使う」と書かれているHPで説明されているのは、おそらくもっと大掛かりな5層6層構造のろ過装置のことだろう。
砂利を下から二番目に敷くのは一番下の小石の層の水圧を和らげるのが目的。
一番下(層)が砂利だとざざ漏れ状態になるので意味がなくなる。

このHPを見てもらえばわかりやすいと思う。

注意
自分が作っているのはあくまで「ろ過装置」。「浄化装置」ではない。
出来るのは所詮「少しマシな程度の中水」であって決して飲用水ではない。ご注意。

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