被災地を面白半分で訪れて携帯で写真を撮ったり騒いだり場合によっては復旧作業の邪魔になるようなこと(たとえばクルマの違法駐車など)をする「ヤジ馬」観光客が急増しているという。「~という」じゃないな。実際自分も遭遇しているし。
自分はこういうヤジ馬に遭遇しても「しょうがねぇ」とすでにあきらめているところがある。正直こういうのにいちいちまともに反応していたらこころと体がもたないから。
なんていうのかねぇ。こういうヤジ馬がやってくるというのもまた地震、津波、原発事故、菅政権につぐ「災害のひとつ」なんだぐらいに捉えているところがある。
どうせ行くなら被災を免れた観光地あたりを楽しんで帰っていってほしいと思うところもある。それはある。しかしそんな「正論」を吐いてみても端からムダな感じの連中のようだし。
まあ来るなら来ればいい。しかし、まだ全然手付かずの場所に入り込んで怪我をしたとか病気になったとか、あるいはクルマがボコボコにされたとか現地で作業中の人間とけんかになって殴られたとかの文句とか弱音だけは一切吐かないで欲しいものだ。
これはこの「被災地」に長くいればわかることなのだが、普通の安全な場所と、そうではない一般人が立ち入ってはいけない場所の間には境界線というものが確実に存在する。
そっちからこっちに入ってきたならば自分の身の上に降りかかることすべては自分の責任になるの。それを感じとれないような人間は来ないほうが無難だな。
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