2006年2月18日土曜日

060218 いわゆる「堀江メール」の信憑性

どう考えてもウソくさい。自分も「ホリエモン」のブログを読んだりしているし、以前堀江貴文からの本物のメールを読んだことがあるが、あのメールに書かれている文章はどう考えても堀江貴文のメール文体ではない。99%とは言わないが90%くらいは自信をもっていえる。

それ以前の問題として、仮に堀江が部下に送金の指示をするのならばなにも担当者にあんな危ない内容のメールをする必要はないだろう。

それこそ宮内にこと細かく指示して、担当者には「宮内の指示に従うように」とメールすればいいだけだ。

民主党の人間というのはこんな簡単なことすら判断もつかない阿呆の集団なのだろうかね。

もしその問題のメールを見て「ガセネタ」と思わないならば、そっちの神経の方がどうかしているだろう。(思ったことをそのまま口にしていいかどうかの判断は別にしても、ちゃんと「ガセネタ」と言った小泉首相の方が一般的な感情からいえば正常である。)

永田という議員のことは良くは知らないがあの国会(しかも予算委員会だぞ)での発言を見た限りでは最近の若手のオカルティーとそのままイメージが重なる。「MJ12」とか「竹内文書」とかなんでもそのまま信じてしまいそうだ。

「言論封殺だ!」などと軽軽しく言わないでもらいたい。言論の自由には責任と義務も伴うのである。まずその責任をまっとうせよと言っているだけだ。

そういえばここの前原代表という人間もかなりのオカルティーのようだ。予算委員会の直後に「かなり精度の高い情報だ」と言っていたがそれはどういう意味なのだろう。

本物か贋物かが問われているというのに精度もクソもないのだが。

つまりその時点では自分の目でその本物のメール(と呼ばれているものを)確かめておらず誰か側近の話を真に受けて発言したということか。だとしたらこの前原代表も対した根拠もなく発言していているわけで「ガセネタ」と発言した小泉首相よりも相当程度が低い。

なんにしても民主党は、党を挙げてこのメールを手がかりにして自民党に対して攻撃を仕掛けるようだしそれはそれでいい度胸だと思うし見物だとは思う。間違いでした。すみませんで済む話ではない。永田議員の辞職どころか代表のクビまでふっとぶなこりゃ。

これから先はあくまで自分の想像だけで書くのだが、もしかしたら民主党はまったく別のルートで武部幹事長の二男と堀江がどこかで深くつながっているという情報を得て、武部の二男の所有する銀行口座を議会の決議権かなんかで全部開示閲覧できればそれが明らかになると踏んで、あえてこのような出所不明なメールを持ち出して来て永田議員に質問をぶつけさせたのかもしれない。まっあくまでもこれは自分の推測だが。

推測だけならなに書いても自由でしょ。

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