2014年7月12日土曜日

この自分を動かすもの 1

いろいろと書いてはいる。
が、個別のメールと違って、ここでははっきりとは書けない。
なので遠回りな書きかたになるだろう。
「じれったい、何をグダグダと」そう思う人もいるはずだ。

まあ、ある種の「怒り」であることは間違いない。それも表明しておかないとならないだろう。そして自分が感じたのはある種の「そら恐ろしさ」でもあるわけだ。それもつけ合わせておく。


さて書くとする。

「これだけはハッキリといえる」」ことがある。
このわたしこと「かまたあきよし」は、もう、いかなるテレビの(インチキ)オカルトものには何の興味も抱いていない。そういうことだ。

昨年暮れ、こんなことがあった。

常連の蜜柑夢さんやVANさん、その他の方々からテレ朝の年末超常現象番組に関する投稿というかメールを多数頂戴した。

まあ、皆さんはきっと真面目な方々なのだろう。不真面目なのはきっとこの自分だ。

私はテレ朝社屋(六本木ヒルズってことになる。私は何故か『六本木ヒルズ』というところにひっかかっていた。その理由はあとで述べる)に現れたというUFOの大群の映像をチラりとみて、そして感想を述べたメールをふたりに送った。

蜜柑夢さんも、VANさんも反応は同じだった。

端的にいうと

「うぎゃああああああああああああああああああ」

「そんなことには全然気がつかなかった!」

こんな感じである。

さて、わたしがふたりに送ったメールの骨子であるが

番組終了間際に「UFOの大群が現れた」との通報で映し出されたそのUFO映像は(番組前半にオンエアしていた付近の建物がちゃんと撮影されていたライブ映像とは違って)それが六本木上空であることを示す建物も、そしてライブ映像であることを証明するべきものも何一つ(つまりワンカメラでは)映し出されてはいないのだ。

つまりあれだけでは、それが番組収録中の出来事だという直接映像であるという証拠にも何にもなっていないのである。

そんなものに対して、あれがUFO(の大群)かどうかだとか、ああだこうだすること自体が、まあ不毛というか、ナンセンスでしかない。はっきりいってアホである。

こういえばわかっていただけるか。
「これってこの部分、差し替え映像の可能性もあるよね」と。

おふたりにはちゃんとそのことは伝えた。だからここにも書くことができる。

ふたりとも、この私に比べたら、まあなんというのか、高学歴の持ち主である。まあ、学歴だけで人を判断することはよくない。よくはないが、ひとりは法曹の世界に身を置く現役の法律事務所関係者であり、もうひとりは工学系の大学卒のまあなんというのか肩書きはともかくとして、110階建てのビル設計図がきちんと書けるくらいのスキルを持つエンジニア(設計の勉強をしたというのではないらしい)である。

そんなふたりがこの(テレビ放映された)映像の持つ本当の意味、つまり、あの映像には充分すぎるくらいトリック介在の可能性はあるのだということにはまったく気がつかなかったというのだからねぇ。

さて、わたしがちょっとそら恐ろしくさえ感じたことは何かはおわかりだろう。そう松本智津夫のアレである。

いや実をいうと、このふたりとはアノ事件については散々語りつくしている。ふたりとも松本の許に集まった有名大学の学生、卒業生のことを、まあはっきりいって小ばかにするような言質もあったはずなのである。

だからこそふたりとも「うぎゃぁあああああああ」とか「気がつかなかった」なのだろうし。

私はこのふたりをはじめとしてわたしのところにこの番組についてメールして来てくれた方々を「真面目」だといい「不真面目なのは自分だ」とした。

もう少し丁寧にいうのならば、彼らは番組を番組としてはじめから順に見て行き、その番組のプロセスというものをキチンと頭にいれてあの映像を最後まで見たのだろう。

私はそれをしなかった。それだけのことである。

なんでかというと、私の場合テレビ屋の習性がどんなものかぐらいかは身近で見て知っているという経験があるからである。

だから、彼らが人をダマすためにはどういう手法を取るものなのかというその過去の知験から「ホンモンの可能性100パーセントってわけじゃねぇよ」と切り捨てることが出来た。それをワタシは「自分は不真面目だ」と言ったのだ。(つまり自分の心性もまた彼ら同様に腐っているんだよという自虐の意味だよ、勘違いしないでね)

さて、上で「彼ら」と言ったが、それはもちろんテレビ朝日の番組を作っているオフィス・トゥー・ワンという制作会社やテイクシステムズというところの連中のことなわけだが、そしてそれはまた「松本智津夫一派」とまるっきり同義でもある。はい、ここ重要です。よーくと覚えておいてください。

これがつまり私のいうところの「怒り」である。


※ さらに言えば「肉眼で見えますか?」と劇団ひとりに聞かれて「肉眼では見えない」とこぼしていたニラサワ氏がなぜあの場所に(劇団ひとりに対して屋上ひとり 笑)いたかの意味を考えれば、まあホンモノの可能性(ライブ映像という意味でだけど)は極めて低いということもわかるはずだ。ニラサワ氏は選ばれてあの場所に、つまり制作会社の悪意でもって配置されたということになる。

※ この動画でよーくと見直してほしい。「番組終了間際になって六本木ヒルズ上空に現れたUFOの大群」と呼び習わすことの不毛さというものをさ。

  


おふたりからの後信によると、当時(番組放送直後から当時という意味、4月現在どうなのかは知らない)、私と同様の指摘をしている人はまだ誰もいないそうだ。

これは喜ぶことではけっしてない。私は「ウソだろ」とつぶやいた。

※ 私が「六本木ヒルズからの上空ライブの可能性100%ではない」と言っているのは、あくまでも番組終了間際に現れたといっている大群のことだけだからね。勘違い、思い込みはしないでね。番組の真ん中あたりで出てきたのは、まあ風船だろうなぁ。よくみると糸っぽいもので動きが(意図的ではないにしても)操作されているような感じもする。

思い出した。そういえばモーニング娘の石田亜佑美がこのあたりでBe Aliveという曲を歌っているビデオを見せられたとき「えっ、ここって六本木ヒルズなの?」といいたくなるような田園風景だったのがひっかかっていたためだろうな。わたしが違和感を感じたのは。ヒルズの屋上なんていろいろありすぎるから、それこそテレ朝の社屋みたいなのばかりとは限らんのだという意味でね。

あのあたりならヘリウムガスを詰めた風船くらいなら簡単に操作できそうなんだもん。

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