街を歩いていたときに街角アンケートに掴まって、いろいろな質問をされてしまった。大失敗であった。年は取りたくないものだなあとしみじみ感じた。
で、その質問の中には「新しく発足した民主党政権にどのくらい期待していますか?」というのがあって、期待度というものを数字(パーセンテージ)で答えろというので、自分はしばらく考えてから「25%くらい」と答えた。
すると、その緑色のウインドブレーカーを着たアンケーターは・・・ずいぶんと低いねぇ・・・と言わんばかりの表情になった。
そして「差し支えなければその(25%と答えた)理由もお願いしたいのですが?」と尋ねてきたので、「25%」としたその理由を懇切丁寧に説明した。
すると向こうは目を丸くしていた。
自分が「期待は25%くらい」としたその理由だが、簡単に言うと「一年もてばまあマシかな」ということだ。
同一内閣による最長任期は四年だから、その4分の1である一年もったらいいほうなのではないか、という意味での25%なのである。
鳩山内閣が抱えている多くの地雷原というか問題点、その中でも最大の「火薬庫」は(これは誰しもが認めることだろうが)国民新党と社民党という政治的理念も人的なファクター(支持母体が敵対関係にあったりする)も相容れないふたつの政党の代表をふたりとも入閣させてしまったことだろう。
鳩山新首相はこのふたりのどちらかを切れずに、あるいは両方を切り捨てることもできずに入閣をさせてしまった。
おそらくは、鳩山新首相はこれからも連立を組んだ社民党と国民新党の代表を内閣からは外すことはできないだろう。
もし民主党の総意としてそれを鳩山首相に求めると、下手をすれば、今度は民主党は代表選びからやり直しをしなければならなくなる。
かつて、民主党は自民連立政権の首相が交代するたび不信任案をチラつかせて、内閣総辞職しろ、でなければ総選挙をと迫っていた。
その同じ言葉の切っ先が今度は民主党連立政権に向けられることになるのだ。
もし民主党内閣がその言葉を守らなければ、それは今度は民主党が国民を欺いたことになる。
自分たちが出来ないことをかつて自民連立政権に迫った、ということになるからだ。
だから、おそらくは連立を組んだ政党のどちらか(あるいは両方とも)離脱して閣外協力の関係になり、民主単独政権になったりするのではないだろうか。
それこそ一年とかではなくて三ヶ月もすればその兆候というものは現れるはずである。
このふたつの政党(のどちらか)が内閣から去るというこは、この新内閣もまた終わりを迎えるということになるはずだ。
だから一年持てばいいかな、なのだ。
自分は別におかしなことは言ってないはずだと思うのだが。
(この記事は重複になります)
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